学校の概要
東北app外国語学校は、1998年に東北app学校と日本の関西語言学院が共同で設立した中日合弁の学校です。学校は瀋陽市渾南区の21世紀広場の南、渾南公安分局の東側に位置し、敷地は4.5万平方メートル、建物の面積は2.56万平方メートルです。現在、高校と中学校合わせて31のクラスがあり、1200余名の生徒と、外国人教師を含むおよそ100名の教員が在籍しています。
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本校の施設と設備は、現代の教育学に則り、生徒が最も勉学に打ち込みやすい設計となっています。校舎の規模は、中高一貫の学校として最も理想的な大きさです。構内の環境は整っており、緑が美しく静かで、生徒は落ち着いて勉学に集中することができます。 |
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本校は生徒が知識を増やし学習能力を身に着けることを重視するだけでなく、生徒の価値観や考え方、習慣、感情を尊重し、生徒がそれらをより豊かに広げ深めることに注力しています。本校は「品性を備え、精神的に成熟してこそエリートであり、優れた人材といえる」を理念とし、中学、高校に道徳教育システムを設け、生徒の道徳と品性を育成しています。本校はさらに様々な文芸活動、サークル活動、社会実習などを通し、生徒の潜在能力を発掘し、長所を見つけて伸ばし、生徒の自主的で活発で個性的な成長を促します。また、体育も重視し、身体を鍛える時間と場所および質を確保して、様々な体育活動を行わせます。これらの活動を通して生徒は身体能力を高め、強い意志と協調性、コミュニケーション能力を培い、ポジティブで成熟した精神を養って、身体と精神の両面を充実させることの大切さを学びます。 |
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本校は国際的な視野を持ち、学校教育を把握し発展させ、常に新しいものを創出していきます。 国際的な基準と慣例に従って学校を運営し、中国と欧米の教育の良さを取り入れた人材育成システムを構築し、教育における国際交流を強めていきます。生徒が国際的な視野と意識、多文化への理解力およびコミュニケ―ション能力を持てるようにします。本校は毎年、アメリカ、日本、シンガポールなどから様々な訪問団をお迎えしています。また、毎年、日本に一年間留学したり、シンガポールの二つの高校に赴いて短期交流したりできる奨学金の制度があり、生徒はこれを利用できます。これらの活動を通して、生徒は絶えず外国語能力を高め、国内の普通の学校では得られない様々な教育を受け、国際的なコミュニケーション能力を身に着けることができます。 |
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外国語教育は本校の最大の特徴です。 本校の外国語教育の特徴は、大きく分けて二つあります。一つは生徒がマスターする外国語のレベルの高さです。生徒はまず英語を学び、さらに第二外国語を学びます。英語と第二外国語は共にそのまま留学できるレベルまで学びます。もう一つの特徴は、外国語の教授法が斬新で効果的なことです。外国語の持つ「ツール」「知識」「文化」「思考」というそれぞれの側面をバランスよく学び、「映像を模倣して発話する」「聴解・会話・読解・作文」「思考と創作」の課程を設けています。聴く、話す、読む、書くを可能な限り反復するという言語学習にふさわしい実践的な方法を採用しています。 生徒は外国語についてアドバンテージを有し、国内の大学受験のみならず、英語圏の国や日本への留学を自由に選択できます。しかも強い競争力も備えています。国内の大学に進学した生徒は、一般の大学生が大学在学中に外国語学習に費やす時間(全体の20%~40%)を節約できますから、その分、他の事に時間を割り当てることができます。留学した生徒も、外国語学習の時間と語学学校に通う費用を節約できます。 |
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2008年から2017年までの卒業生(中高6年一貫制)1359名のうち、682名が日本に留学し、うち36%にあたる246名が、世界で上位100位に入っている東京大学、京都大学、大阪大学などに合格しました。また290名がアメリカに留学し、うち72.6%にあたる209名が、世界で上位100位に入っているコーネル大学、デューク大学、ブラウン大学、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学ロサンゼルス校などに合格しました。また52名が、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツに留学し、うち1名が世界第5位のオックスフォード大学に合格し、6名が世界で上位100位に入っているトロント大学、シドニー大学、コロンビア大学に合格しました。また289名が国内の大学に進学し、66%が国立大学に合格し、香港中文大学、浙江大学、復旦大学、香港理工大学、香港浸会大学、南京大学、中山大学などに合格しました。十年間の卒業生のうち463名が世界で上位100位に入っている大学に合格し、それは留学した卒業生の45.2%を占め、卒業生全体の35.3%に相当します。 |
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本校の突出した業績は、国内外で非常に大きな反響を呼んでいます。2004年にシンガポールの教育部長のTharman Shanmugaratnam氏ご夫妻、2008年に日本の神奈川県知事の松沢成文氏、2011年に佐賀県知事の古川康氏と31名の県議員および政府官僚のみなさま、2013年に神奈川県知事の黒岩祐治氏が本校に来校しました。どの方も瀋陽市で来校したのは本校だけでした。また、日本の京都大学、一橋大学、慶応義塾大学、九州大学、アメリカのパデュ-大学、フランスのパリ政治学院、アイルランドのダブリン大学などの世界的に著名な大学からも見学にいらっしゃっています。2011年には日本のフジテレビと日本経済新聞からも訪問型の取材を受けました。本校はさらに国内外の多くのシンポジウムを共催し、同じく国内外の重要な会議で幾度も本校ならではの豊富な経験を紹介しました。 |
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東北app外国語学校の生徒は自身の潜在能力を開発し世界を広げ、大学を卒業した後、その多くが世界の著名な大学(ハーバード大学、マサチューセッツ大学、スタンフォード大学、コロンビア大学、東京大学、京都大学)の大学院に進学して修士号や博士号を取得します。さらに優秀な卒業生の一部は、大学卒業後、世界的に有名なグローバル企業や科学研究機関に就職し大いに活躍しています。 |
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2007年から2017年まで、延べ54名の生徒が、日本に留学する前に広瀬国際奨学財団、ロッテ国際奨学財団から奨学金を受領しました。奨学金は毎月10万円~18万円で、期間は4年半です(日本語学校は半年、大学本科は4年)。それ以外に、渡日援助費として60万円~108万円も受領できます。渡日後、半数以上の卒業生が、日本政府や各種財団からの奨学金を受領しています。また、2007年から2013年までの優秀な中学卒業生26名が、シンガポール南洋女子高校と華僑高校に、費用全額免除の奨学金を受けて留学しました。そして、2008年から2017年までの28名の高校一年生が費用全額免除の奨学金を受けて日本の高校に一年間留学しました。 |